ヨーガとはコントロールすること

「クンダリーニヨーガの修業時代、ガリガリになった時期があるんです。
周囲から病気かと心配されるほど。しかし僕は真剣にヨーガをやっている。
何がおかしいのか思案した結果、原因は食事でした。
当時、玄米菜食でしたが、玄米が僕には合わなかった。
そこで、玄米を白米に替えると元気になり、体重も戻りました」

玄米は合わないとした根拠は、中国医学の考え方に基づく。
中国医学では体質を、熱、水、力などについて代謝の偏りから分析。
熱や体内の力の現存量は必要量より多いか少ないか?
体内水分の保存能力はどの程度かなど、さまざまな角度から100通り以上の組み合わせで、故人の体質を精密に分析する。
それを基に食生活を見直した結果、自分の体質に玄米が合わないと判断した。

「同居していた人には玄米が合っていたのでしょう。
しかし、僕とあと二人の仲間は白米の方が合った。
では肉は?と考える。
知りたいことはとことん追求するので、肉についても調べ始めました。
そうすると肉には宗教的な考え方が大きく影響していると分かりました。
とはいえ、さかのぼれば釈迦もキリストも肉を食べていた。
命に貴賤はないですから、植物も動物も微生物も命の重さは同じ。
厳格に行うなら餓死するしかないわけです」

さらに、命にまつわる個人的な経験も加わる。

食はアーサナと同等