様々な食事法を試す

「今は何もこだわってないんですよ。こだわりがあったりストイックにしてるとカドがある感じだけど、私の今の生活はほのぼのとしています。
ヨガを始める前の学生時代は、お酒やたばこも楽しみましたし、お肉やお魚も食べていました。
その後は時々野菜だけの、フレキシブルベジタリアンになったんです。
ヨガを始めて3年ぐらいたった頃、お肉が欲しくなくなってベジタリアンに。
ヨガを突き詰めて練習の時間を費やすうちに、食事もこだわるようになりました。」

 

その後は、ローフードの食事法を取り入れたり、フルーツのみをいただくフルタリアンも経験。
以前はなんとサプリメントがメインの食生活も…。
ご飯やパンも食べるが、あくまでも栄養はサプリメントで取るというもの。

 

そして現在は…、口に入れる物にはこだわりがなくなり、その代わりプラーナ(気)を主食にいただくプラナタリアンにチェンジ。

自分に合うかな?と思ったものをどんどん取り入れた結果、様々な食事法を試すことにつながったという先生。

 

「生活すべてがヨガの練習だから、その一部として食事の人体実験をしていったって感じですよね。
それを食べることで、ポーズがどう変わるか、意識や感覚をどう感じ取れるか、いつも試していたんです。」

 

人を惹きつける魅力も、そんな先生の真摯な所にあるのだろう。
現在口にするものは、その時いる場所やその日のスケジュールによって変わる。
食べられたら食べる、食べられなければ食べないというスタイル。
基本は昼過ぎから夕方にかけての1日1回の食事。

 

そんな先生に「食事って何ですか?」と聞いてみると、「フィジカル面を保つために必要でしょ。あと、コミュニケーションのツールでもありますよね」と。
プラナタリアンの今は、自然の空気の中においしさを感じ、いつでもどこでも食事(プラーナ)が取れると言う。

「地方に出かけて、その土地の素敵な景色の中で深呼吸をして、いいプラーナを感じれば、それは私にとってリッチな食事。」

プラーナを感じ、自分の中に充満させることが活力になり、生命力に変わっていく。
プラーナをはじめ色々なものを感じ取る、研ぎ澄まされた感覚があってこそ実践される食事法は、ヨガを突き詰めた先生らしい食事法と言えるだろう。