食事でもヨガでもつながりが大切

先生たちの話を聞いていると、自分を取り巻く環境と経験に基づく感覚に合った食のスタイルを実践することが、ナチュラルに暮らすことなのかもしれないと考えさせられる。

 

よりシンプルにという暮らしは、自然のサイクルを守る事にもつながっている。
先生は農業大学時代に、あるフォークシンガーの「自分が今食べているものは、自分のクソからできている」という言葉に衝撃を受け、伊豆の田んぼで米作りをしていた時には、自分の排泄物を肥料にして野菜を育てたこともあった。

現在、排泄物はたい肥にしないが、食事の時に出た生ごみは土に還すことを続けている。

 

「昔からのサイクルを少しでも止めないようにしています。
食べ物に関わらず、今、そのサイクルが欠けているように思います。
作る人と使う人が繋がっていない。
誰の原料で誰が加工し、そしてそれを誰が使っているのか。
その所在を知ることが、物を大切にするポイントになるんじゃないかな。

自分の為にあの人が作ってくれたと分かれば、壊れても修理して使おうとするはず。
今は作り手と使い手の魂が途切れているのでは…。

自分がここにいるのは、大きなつながりの一部であることを生活の中で感じていたいんですよ。

スタジオに来た生徒がヨガをして温かい気持ちになるのも、こういったつながりを心の底で感じるからじゃないかな。
食事でもヨガでも同じ。
もっと人とのつながりを感じていくことが大切だなって思うんです」